仏教
仏教は約二千五百年前に、インド北部を中心に活躍した釈迦牟尼(しゃかむに)によって説かれた教えです。釈迦牟尼は王族の身分を捨て、修行ののちに悟りを得てブッダ(目覚めた人)となりました。彼はその生涯をかけて、人間が迷いと苦しみの生を脱し、自由と幸福の境地(涅槃)へと到る方法を説きつづけたのです。釈迦牟尼の死後、ブッダの教えと実践法は彼の弟子たちの手で受け継がれ、様々に姿を変えながら、アジア全域へと拡がりました。現在、仏教はキリスト教・イスラム教と並ぶ世界三代宗教のひとつとされます。日本でも仏教は千五百年余りの歴史を誇り、神道と並ぶ国民的な宗教として存続しているのです。
仏教(ぶっきょう、Buddhism)は、インドの釈迦(ゴータマ・シッダッタ、あるいはガウタマ・シッダールタ)を開祖とする宗教。キリスト教・イスラム教と並んで世界三大宗教のひとつ(信仰のある国の数を基準にした場合)である。仏教とは一般に、仏陀(目覚めた人)の説いた教え、また自ら仏陀に成るための教えであるとされる。
物事の成立には原因と結果があるという因果論を原則として、生命の行為・行動(思考・感情も含まれる)にはその結果である果報が生じるとする業論があり、果報の内容如何により人の行為を善行と悪行に分け(善因善果・悪因悪果)、人々に悪行をなさずに善行を積むことを勧める。また個々の生に対しては業の積み重ねによる果報である次の生、すなわち輪廻転生を論じ、世間の生き方を脱して涅槃を証さない(悟りを開かない)限り、あらゆる生命は無限にこの輪廻を続けると言う。